栄養たっぷりの朝食に枝豆のポタージュを作り置き

この時期スーパーに多く出回る「枝豆」は栄養豊富。夏休み中のお子さんやお孫さんと一緒に作れるレシピを紹介します。皮むきはちょっと時間がかかりますが、冷凍保存しておけば手軽な朝食としても便利ですよ。


 

大豆のさやが緑色のうちに収穫したものを枝豆と呼びます。良性のたんぱく質、ビタミンC、食物繊維、鉄など栄養を豊富に含みます。また、糖質をエネルギーに変える時に欠かせないビタミンB1を多量に含むので、「ビールのおつまみ」として定番なのも、実は合理的なのです。

枝豆の旬は8月下旬まで。採れたての、できれば枝付きで売られている枝豆を使ってみましょう。「ポタージュの素」は冷凍庫で2週間ほど保存が可能です。皮むきは親子でやっても30 分ほどかかります。大中小の豆があるので、未就学児のお子さんと一緒にやるなら「えだまめのおとうさんはどれ?これはちさいからあかちゃんね」など声掛けをしながらやってみると楽しめますよ。


●さっぱり ポタージュ(ポタージュの素)

〈材料〉4 人分

・枝豆………………… 200 g(豆の部分だけ)
★購入の目安は、皮付きの枝豆100 g入りを4 袋分
・タマネギ……………… 1/2 個(約100 g)
・バター………………… 10 g
・水……………………… 2 カップ
・固形スープの素……… 1 個

 

〈解凍時〉

・等分した1 つを使用する場合
・牛乳(または豆乳)……100ml
・塩 ……………………… 少々

 

〈作り方〉

  1. 枝豆をゆがいて冷まし、さやから取り出し、薄皮をむく。可食部は400g分の枝豆を使っても1/3程度になります。
  1. タマネギを薄切りにする。
  1. 鍋にバターを溶かし、タマネギを中火で炒める。水と固形スープの素を加え、1 ~ 2 分煮る。
  1. 枝豆と冷ました3をミキサーにかける。小さめのタッパーに4 等分して冷凍庫へ保管。

 

〈解凍時〉

凍ったままの「ポタージュの素」を鍋に入れ弱火にかけ、牛乳加えてゆっくりと混ぜる。溶けてポタージュ状になったら火を止め、塩で味を調える。

 

■Lau7月号「旬の野菜料理」より、一部再編集


▼取材協力/にんじんCLUB

レシピ監修 武部 孝子さん

2人の子どもを育てながら、栄養士として学校給食づくりや企業で勤めたキャリアを持つ。現在は、にんじんCLUB の会員でありながら、干し野菜教室「太陽教室」で講師を務める。同居する孫のために弁当づくりも実践中。