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今週のトピック!

パンとみんなとしげんカフェ 「ソーネOZONE」オープン


TOPIC❶

パンとみんなとしげんカフェ
「ソーネOZONE」オープン

名古屋市北区の大曽根住宅1階に「ソーネOZONE(おおぞね)」が3月31日(土)オープン。家庭から出た資源を買い取る「ソーネしげん」、愛知の食材を活かした「ソーネカフェ」、焼きたてのパンや有機野菜が購入できる「ソーネショップ」など、多目的な複合施設です。

運営するのは、1971年創立の「NPO法人わっぱの会」。障がいのある人ない人、子どもから高齢者まで誰もが共に生き、働くことができる社会を目指し、名古屋を中心に活動を続けている団体です。

 

資源買い取りセンター「ソーネしげん」では、家庭の不要品を現金もしくはポイントに交換することができます。

【回収資源の一例】
・新聞、雑誌…1㌔1.5円もしくは3P
・古着、靴、カバン…1㌔0.5円もしくは1P
・洋食器(陶器)…1㌔1円もしくは2P
など、20品目

「資源の買い取りは、高額ではありません。だからこそ、お金のためよりも“何かの役に立てた”という気持ちを持って帰ってもらうことが大切」と話すのは、ソーネしげん代表の酒井玲さん。

「必要だったら地域の人や子どもと向き合って話を聞くこともあります。コミュニケーションを大事にして、子どもやお年寄りにも声掛けができる関係性を作りたい」と語っていました。資源回収だけが目的ではなく、地域のコミュニティとしての役割も担っています。

 

「名古屋で人が集まるのは喫茶店」と考え併設されたのは、朝6時半からモーニングが食べられる「ソーネカフェ」。モーニングのパンは、わっぱの会で製造している“わっぱん”。愛知県産初のパン用小麦「ゆめあかり」を一部に使用し、無添加で作られています。

カフェでは、資源回収で交換したポイントが使用可能。300Pで380円相当のコーヒー、500Pで650円相当のランチに活用できます。キッズコーナーやボルダリングスペースもあるので親子で楽しめますよ。

 

ソーネショップ」では、店内で焼いている“わっぱん”をはじめ、愛知の食材や有機野菜、愛知県下の障がい福祉サービス事業所で製造された雑貨や食品を扱っています。施設には、イベントスペースや相談窓口も常設。施設の内装は愛知県豊根村の木材、酒樽の古材など環境に配慮した自然素材を使用しており、落ち着く空間が広がっています。

“笑顔で「ソーネ!」とうなずきあう場にしたい”というコンセプトの通り、いろんな立場の人が思い思いの過ごし方ができる場所になっています。まずは自宅の不用品を持って、気軽に訪れてみてはいかがでしょうか。

 


▼ソーネOZONE

場所/名古屋市北区山田2丁目11-62 大曽根住宅1棟1F

営業時間/
ソーネしげん 9:00~18:00
ソーネカフェ 6:30~20:00
ソーネショップ 7:30~19:00

定休日/火曜日(5月7日までは無休)
専用駐車場20台

>>>詳しくはこちら
https://sone-ozone.com/