体験型複合施設「バーミキュラビレッジ」オープン

もうすぐクリスマスに冬休みと、そわそわする時期が到来しますね。皆さんはお出掛けの予定はたてていますか？

今回紹介するのは、12月3日に中川区にオープンした「バーミキュラビレッジ」です。ショッピングや食事などが楽しめ、「ものづくり」を体感できる名古屋の新スポットを訪れてみませんか？

｜世界一、素材本来の味を引き出す鍋

「バーミキュラ」は、名古屋市中川区にある鋳造メーカー「愛知ドビー」が開発した鋳物ホーロー鍋です。バーミキュラ最大の特徴は「無水調理」を可能にする非常に高い気密性にあります。野菜の水分やうま味を逃がさず、「世界一、素材本来の味を引き出す鍋」を目指し開発された商品です。

「バーミキュラビレッジ」は、“最高のバーミキュラ体験”をテーマに掲げ、バーミキュラを活用した料理のおいしさと、ブランドの世界観、そして“メイド・イン・ジャパン”のものづくりを伝えることを目的とした発信拠点です。

施設内は、2つのエリアで構成されており、北側にあるのは料理教室、ラボなどを構える物販・体験業態「スタジオエリア」。120m南側にあるのは、レストランやベーカリーカフェを構える「ダインエリア」です。

｜知る・購入する・使い方を学ぶ・メンテナンスする

スタジオエリアは、バーミキュラのフラッグシップショップを中心にワークショップや料理教室を通して、バーミキュラを深く知ることができるエリアです。

バーミキュラの全ラインナップを手に取って見られるショップは、日本でここだけ。ここでしか購入できない11種類の「ビレッジ限定サイズ」もずらりと並んでいます。

購入前に味や使い勝手を試せる体験型のショップなので、どれを買ったら良いのか迷っている人はぜひ一度訪れてみて。備え付けのキッチンを使い、コンシェルジュが実演を交えながら質問に答え、実際に使い勝手を試すこともできます。

ものづくりを発信する施設ならではの「ラボラトリー」は、世界のトップシェフのために専用バーミキュラを開発する工房です。

ここでは、定期的にバーミキュラ職人の製造実演を間近で見ることができます。製造工程は繊細な作業の連続で、タイミングを間違えると鍋に穴が空いてしまうことも。1500℃の鉄を型に流し込む様子は迫力満点です。また、本格的なものづくり体験のワークショップも今後開催予定です。

※製造実演とワークショップは、2020年1月以降順次開催予定

｜バーミキュラを存分に味わう「ダインエリア」

南側に位置するダインエリアは、レストランとベーカリーカフェの２つの建物に分かれています。

「バーミキュラポットメイドベーカリー」は、全てのパンを約800個のバーミキュラで焼き上げるベーカリーカフェです。バーミキュラで焼いたパンは、中はしっとり、外はパリっとした食感で、芳醇な甘味が特徴的。バーミキュラの無水調理で作ったカレーの「無水カレーパン」（385円）など、ビレッジならではの商品も。パンは、2階イートインスペースでポトフやシチューと一緒に食べることもできます。