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今週のトピック!
特別展 「濱田樹里 日本画展 昇華の天地」


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古川美術館で特別展 「濱田樹里 日本画展 昇華の天地」10月21日(土)から開催

濱田樹里 「臨海の大地」(赤・部分)2020年

古川美術館で10月21日(土)から12月17日(日)まで特別展「濱田樹里 日本画展 昇華の天地」が開催します。これまでの古川美術 館ではみたことのないような展示方法で、展示物いっぱいに濱田樹里のあふれるいのちのエネルギーを感じることができる内容です。

濱田樹里と言えば超大型作品で知られる作家。今回は大型作品2点を展示。15mを超える2012年制作「起源の詩」、もう1点は2022年「臨海の大地」です。大迫力の展示空間をまずはご堪能ください。

濱田樹里「地の起源」2012(VOCA2012展出品作)

 

濱田樹里は写実的人物画から始まり、群像としての人体表現に行きつきます。次第に人間も植物やその他の生命と共存しており、天と地の間をほとばしるエネルギーとして輪廻している。この気づきにより人物は画面の外、鑑賞者として作品中に取り込まれていくようになります。

濱田樹里「地の起源」2012(VOCA2012展出品作)

そして、濱田樹里の世界は広がっていきます。大型作品を描くようになり、最初はあふれんばかりの花や植物が描かれていましたが、次第に花そのものの姿を離れ、地球規模の世界観の中に命がたゆたうような新しい境地を示す作品が生まれていきます。

本展では「大地」「生命(いのち)」をキーワードに、初期作品も加え、人物から大型作品へ濱田樹里が昇華していくその様、変化も捉えることができる展覧会となってます。

彼女は描くことはすべての命と共存するために自身の心を解き放ち、いのち・自身・表現の源流を探し求めること、そして筆を動かし跡を残すことはすべてのいのちと共存することだと言います。是非、空間をも超越した濱田樹里の唯一無二の芸術をご体感ください。

 

▼特別展 「濱田樹里 日本画展 昇華の天地」
会場/古川美術館および分館爲三郎記念館
会期/10月21日(土)~12月17日(日)

チケット、詳細はこちら
https://www.furukawa-museum.or.jp/

 

■同時開催!磯野宏夫 絵画展~永遠の森 Eternal Forest

磯野宏夫「夜のオアシス」(小)

為三郎記念館(古川美術館分館)で10月21日(土)から12月17日(日)まで「磯野宏夫 絵画展~永遠の森 Eternal Forest」が開催します。

磯野宏夫は20代から熱帯の森に魅せられて、生涯をかけて命の源である森を描き続けてきました。そこには生命の神秘と恵みへの尊崇の念が込められています。

しかし、取材をしていく中で、森林の乱開発、伐採により、美しい森が失われていくことに心を痛めるようになりました。

彼の作品には、自然破壊を憂い、豊かな自然が永遠に続くことへの祈り、30年も前からSDGsの心を伝えてます。

人と視線との共生の大切さ、地球のすばらしさに想いをはせていただける内容です。

 

 


 

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