今年の手帳は購入しましたか?どんなポイントで手帳を選びますか?今回は、自分の考えを書き出して理想を叶えるための行動ができるようになる「ワーキングマザーの手帳2018」を開発した、整理収納アドバイザー赤工(あかく)友里さんに話を伺いました。
|ワーママの葛藤から整理収納を学ぶ
2人の保育園に通う子どもを育てる赤工さんは、昨年7月までは会社員として働いていました。第一子を出産し仕事復帰してからあまりに忙しく、どうしたら時間をやりくりできるかを考える日々だったそう。「短くてもいいから子どもに100%応えられる時間が欲しかった」と話す赤工さん。物を探す時間がもったいないと考え、部屋を整える勉強を始めました。
仕事だけでなく家事や育児も全て一人でこなし、毎日クタクタ。しかし、物の位置を定めただけで旦那さんやお子さんが自ら片付けをするように。「おもちゃ置き場は、子どもと一緒に作ったのですが、今までは片付ける仕組みができていなかったと反省しました。家族それぞれが自立することで、“ありがとう”がたくさん飛び交うようになったんですよ」と話します。
整理収納アドバイザーとしての活動を綴ったブログには、収納の質問だけでなく女性としての「生き方」の相談のメッセージが届くことも。力になりたい一心で、会社員を辞め、株式会社Y-Styleとして起業。働くママや女性に向けた手帳を企画しました。「昔の私は、漠然とした目標があったのですが、言葉にできなくて混乱していました。しかし、ノートに書き出す習慣を作ってからいろいろなことがうまく進むようになった。その経験を踏まえて、手帳を作ることを決めました」。
|手帳で「頭の中」を整理する
この手帳のポイントはスケジュール機能だけでなく、自分の願望を書き出すページや“叶えるアクション”として、日々のTODOとは別のチェック欄があること。「日々に追われると毎日のタスクで終わってしまい、願望をかなえるための行動は後回しになりがち。やりたいことが“いつか”で終わらないように、まず手帳を使って頭の中を整理する。必要な行動を日々のスケジュールに組み込むことで、時間の使い方が分かるんです」。
働く女性の手助けをする赤工さんですが、名古屋を盛り上げたいという思いもあるそう。今回の手帳はデザインや製作も“メイドイン名古屋”。地元を盛り上げるべく、これからも名古屋でセミナーや収納コーディネートなどの活動を続けます。手帳は、2月中旬にロフト名古屋で取り扱いがスタート。ぜひ一度手に取ってみてくださいね。4月からの新たな年度に向けて、自分の目標を見直してみませんか。
▼かぞく収納 by.Y-Style
http://kazokushuno.jp/
「ワーキングマザーの手帳 2018」
サイズ・ページ/B6サイズ、160ページ
内容/2018年4月始まり、年間スケジュール、マンスリー、家族スケジュール、なりたい自分リスト、理想の自分サークル、叶えるアクション付きウイークリー、メモ
価格/2,700円(税込み)
取り扱い/ロフト各店、Amazonなど