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今週のトピック!

 映画「おらおらでひとりいぐも」 11月6日(金)公開


TOPIC❶

映画「おらおらでひとりいぐも」
11月6日(金)ロードショー
配給:アスミック・エース

© 2020 「おらおらでひとりいぐも」製作委員会

今回は明日、11月6日(金)に公開される映画「おらおらでひとりいぐも」をご紹介します。

昭和、平成、令和を生き抜いてきた75歳、ひとり暮らしの「桃子さん」は寂しさと虚しさにあふれる毎日を送っていました。そんな彼女が見つけた新しい世界とは―――。

めくるめく展開にスクリーンから目を離せなくなる、何とも不思議な物語です。

 

■故郷から自由を求めて上京したが……

1964年、日本中がオリンピックで湧きかえる中、ひとり故郷・東北を飛び出して上京した桃子さん。恋した男と結婚し、子どもを育て、幸せな老後が待っていたはずなのに、突然の夫との死別。子どもたちとも疎遠になり、知人に勧められる大正琴や太極拳にも興味を持てず……。

「こんなはずじゃなかった」と自問自答を繰り返す日々を送っていました。


孤独を抱える桃子さん(中央)

 

■思い出すのは若かりし頃ばかり


若い頃の桃子さん(左)と夫

そんな桃子さんは上京したばかりの若い頃をしきりに思い出します。

職場で「おら」という故郷のなまりを隠すのに必死だったこと。そんな時に大声で東北弁を話す夫と出会い、恋に落ちたこと。結婚して子供も生まれ、幸せだった日々のこと。

しかし、心の中でひと際大きな声が響きます。

「本当は夫の愛に束縛された人生を悔やんでいたのではないか?」

 

■唯一無二の「おら」の世界が始まる


ステージで歌う桃子さん

彼女の心を代弁してくる奇妙な男たち。飛び交う東北弁。ステージでジャスを歌う自分。さらには原始人?マンモス?動き回る古代の生物たち……。

まさにフリージャズのように予測不可能な展開をみせる桃子さんの世界。何が現実で何が空想か、彼女自身にも分かりません。

現れる誰もが問いかけてきます。彼女が心の奥底で本当に求めていたものとは、いったい何だったのでしょうか。

 

■ベストセラー小説を豪華出演陣で映画化

そんな桃子さんを演じるのは田中裕子で、実に15年ぶりの映画主演となります。若かりし頃の桃子を蒼井優、夫を東出昌大、さらに濱田岳、青木崇高、宮藤官九郎ら豪華共演陣が勢ぞろい。監督・脚本は国内外で高い評価を受け、日本映画の次代を担う逸材と称される沖田修一で、このユニークな世界を見事に描き切っています。

原作は、55歳で夫を亡くした後に小説講座に通って執筆をし、63歳の新人作家として話題になった若竹千佐子の同名小説。本作で史上最年長の第54回文藝賞を受賞し、第158回芥川賞もW受賞。各方面から「これは私の物語だ」と絶賛され、現在60万部超えのベストセラーとなっています。

日本中にいる桃子さんたちに送る切なくもにぎやかな新感覚ムービー。ぜひご覧ください。


寂しさの果てに見つけたものとは

公式WEBサイト/https://oraora-movie.asmik-ace.co.jp/
公式Twitter/@oraora_movie
© 2020 「おらおらでひとりいぐも」製作委員会

出演者
田中裕子
蒼井 優 東出昌大/濱田 岳 青木崇高 宮藤官九郎 ほか
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