“サステナブル(=持続可能)で快適な暮らし”をテーマに、人と環境の関わりについて考え、行動するきっかけを提供してくれるNagoya Eco Club(ナゴヤエコクラブ/通称:なごエコ)。
SDGsに関心の高い企業・団体との交流促進、会員同士の交流など、サステナブルな生活・社会の実現を目指すことを目的に2020年9月にスタートした子供からシニアまで誰もが参加できる会員制クラブです。
3月9日(火)に開催したなごエコイベント「オーガニックフラワーでフラワーアレンジ」をリポートします。
会場は、地下鉄「矢場町」から徒歩2分の生花店「種から根っこと葉っぱ」。オーガニックフラワーのほか、有機種子、フェアトレード商品などを取り扱っています。
今回の参加者は、50代から80代までの女性4人。
講師は、日本オーガニックフラワー協会理事、花装飾一級技能士、種から根っこと葉っぱチーフデザイナーの内山早智子さん。
|農薬や化学肥料を使わずに育てた花
菜の花、ミツマタ、サンシュユ、アカシア、フキノトウ、ブルーベリー、モクレン、ヒュウガミズキなど三重県で露地栽培されたこの日の花材
健康に対して意識が高い人だけでなく、一般の人の間でもよく話題にのぼる「オーガニック」。オーガニック(Organic)は、一般的には「有機」という意味で用いられます。化学肥料や農薬などを極力使用せずに、自然の恵みを大切にした農業や栽培法、水産業に畜産業、加工方法全般を指す言葉です。そこから生まれる食べ物をオーガニック食品または有機食品と呼びます。
講師の内山さんはかつて花粉症などのアレルギーに悩み、食べ物をオーガニックに替えたら2年ほどで花粉症が治った経験があります。そんな時にオーガニックフラワーを栽培している三重県の生産者と知り合いになり、仕入れるようになりました。
|まだ少ないオーガニックフラワー
花は食品ではないので、一般的に栽培に大量の農薬・化学肥料が使われています。
オーガニックフラワーの生産者は全国に50軒ほどしかなく、この品種の花を何本といった注文の仕方はできません。今回の花材も、皆同じではなく、各人少しずつ種類が違いました。
まず、土台となる緑の給水スポンジにゆっくりと水をしみこませ、セロファンで包み、輪ゴムで留めます。麻布で土台を包み、麻ひもで留めたら下準備完了。花を生ける高さとメインになる花を決め、あとは空間を埋めるように挿していきます。正面からだけでなく、左右から眺めてバランスを整えたら、水苔で足元の隙間を埋めて完成です。
|オーガニックフラワーは生命力が強い
完成した春の雰囲気漂うフラワーアレンジメント(右)
オーガニックフラワーの特徴は、農薬や化学肥料を使っていないので、生命力が高いこと。夏場でも水が濁ったり嫌な臭いがしたりしにくく、シャンと咲いている期間が長いのだとか。春の花を生けながら、オーガニックフラワーについて知ることができたひと時でした。
★Nagoya Eco Club(なごエコ)では、毎月SDGsを考えるイベントを開催しております。
4月開催のイベントは「そば粉のロスを使ったスイーツ教室」(現在キャンセル待ち)。
そば粉を製粉する時に出てしまうそば打ちには向かない粉を使ってスイーツ作りを体験します。
詳しくは、ページ下部より。ぜひご覧ください。
今回のSDGs17の目標はこれ! →
▼協力
●種から根っこと葉っぱ
住所/名古屋市中区栄5-12-32 栄サンライズビル1F
TEL/052-251-0471
営業時間/11:00~20:00
定休日/火曜日
https://hanajin1.jimdo.com/
●Nagoya Eco Club(ナゴヤエコクラブ/通称:なごエコ)
▼なごエコイベント 詳しくはこちら
●そば粉のロスを使ったスイーツ教室(現在キャンセル待ち)
講 師/中村誠 (本格手打ちそば喜八 店長)
日 時/4月11日(日)16:00~18:00
会 場/本格手打ちそば喜八 (名古屋市南区千竃通4-2-1)
定 員/7組14人(先着順)※2人1組でお申し込みください
参加費/3,800円/人 (当日払い)
持ち物/エプロン、三角巾、マスク
▼お申込みフォーム(現在キャンセル待ち)
https://business.form-mailer.jp/fms/4673b842135493
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