日本酒づくりで愛知の発酵・醸造文化を応援 味わい編

3月16日(木)のSTORYで紹介した、地産地消のオリジナル日本酒「知多ぶる/CHITA ble」。
愛知の発酵・醸造文化を応援するだけでなく、味わいにもこだわりをもって作られました。
今回は、「知多ぶる/CHITA ble」の味わいについて、「じぶん酒de知多upプロジェクト」日本酒コンシェルジュの廣瀬容平さんに伺いました。

★「知多ぶる/CHITA ble」酒造り編はこちら
>>> https://nats.nagoya/?p=5243

 

「知多ぶる/CHITA ble」4種類の味わい

 

■薫酒(純米大吟醸)
香りの重なりや変化を味わう楽しさを持つ日本酒です。
まず洋梨、メロン、青リンゴの様な立ち香から、口に運ぶとふくよかなフレッシュジューシーな味わいを楽しめます。

薫酒は「香りのおいかけっこ」がテーマの日本酒です。
香りの違う3種類の清酒酵母をブレンドして、口に含む前から飲んだ後の余韻まで、いろいろな香りを楽しんでいただけるように設計しました。
グラスに注いだ時に香る「立ち香」は協会18号、口に含んだ時は14号、飲んだ後の余韻は9号の香りが広がります。
薫酒は「香りを楽しんでいただけるお酒」です。小さなお猪口や酒器よりも、ワイングラスなどで楽しんでいただくのがおすすめです。

 

▼「薫酒」に合う料理
香りが強いお酒は食事に合わせにくいと思っている人が多いと思いますが、意外と淡白な素材の味わいを、日本酒の香りが支えておいしく味わうことができます

・白身魚の刺身など
たんぱくな白身魚の味わいを、日本酒の香りが味を支えます
・野菜、山菜の天ぷら
山菜の苦みや天ぷらの油の感じを日本酒の香りが切り、さっぱりと食べられます

その他、魚の南蛮漬け、生ハムと合わせても美味しくいただけます

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■完全発酵(純米吟醸)
爽快かつドライ! 完全発酵を楽しむ日本酒です。フレッシュさと軽やかさをあわせ持ち、かつ日本酒の良さも残しています。清涼感があり味わいが心地よく走り抜けます。

完全発酵は、甘みの少ないドライな日本酒、いわゆる「辛口」に近い味わいです。
日本酒は発酵するときに、醪(もろみ)の中の糖分を酵母が分解し、どんどんドライに(甘みが少なく)なっていきます。発酵力の強い協会7号、11号の酵母をブレンドして使うことによって、ドライですっきりとした味わいに仕上がりました。

普通、日本酒には黄麹を使用しますが、「完全発酵」では、主に焼酎などを作る時に使われる白麹を使うことによって、レモンのような爽やかなクエン酸の風味があらわれる日本酒になっています。

 

▼「完全発酵」に合う料理
味の強い料理に合わせるとおいしく楽しめます

・牛肉のステーキ:ニンニクの香りがあるものもOK
・焦げ目のついたグリル系の料理
・サンマやイワシなど、青魚のコンフィー
・魚介のアヒージョ

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■ワイン酵母(純米吟醸)
日本酒であると言われなければ日本酒と分からない、新たな日本酒の世界。五感を楽しむ日本酒。微発砲感があり、味わいの結晶が口の中で弾けるような鮮烈な味わいです。

果実味、柑橘系、樽香、スパイスなど次々と変化する味わいがお楽しみいただけます。
通常、日本酒に使う「清酒酵母」ではなく「ワイン酵母」を使い、清酒酵母ではあらわれなかった酸味や、香りの成分がでてきます。

麹も「完全発酵」と同じく、白麹を使用することによって酸味の感じられるお酒になっています。ワイン酵母と白麹の方向性の違った酸味が味わえます。

 

▼「ワイン酵母」に合う料理
ワイン酵母酒は、和食よりも洋食合わせるなど、普通の日本酒と合わせる以外の楽しみができます。

・炙り系のお刺身
・デミグラスソース
・トマトソース
・ホワイトソース
…定番の洋食のソース料理

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■冷温 change taste(純米吟醸)
温度で大きく味わいが変化し、多種多様な表情を見せてくれる日本酒です。キリッと冷やして、常温で、温めて…、温度による味わいの変化がお楽しみいただけます。

普段、丸一酒造では、日本酒のいい香りを表現するために麹の水分量を減らして作っていきますが、このお酒の麹は水分をもたせて「もちもち」とした食べても美味しい麹を作って使いました。それによって、しっかりと味わいも感じられるワイルドなお酒になりました。

また、温めることによって味が開いていくお酒です。香りが穏やかになって酸味と味わいが膨らみ、冷酒とは違った味わいが感じられます。
冷酒だけでなく、熱燗にしても40・50・60度と温度帯を変えることによって、香りの出方や味わいの膨らみも変わっていきます。

 

▼「冷温 change taste」に合う料理
冷たい時と温めた時で会う料理も少し変わります。

冷酒
・お魚の西京漬けの焼き物
・干物

熱燗(50~55度)
・チーズや発酵食品を使ったお料理
・干し椎茸、切り干し大根など
・お漬物(糠漬けとか)

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Facebookグループでは、発売前、発売後に行ったFacebookLIVEでも廣瀬さんや神谷杜氏の「知多ぶる/CHITA ble」に対する思いを聞くことができます。

また、4月17日(月)19時より、4種類の「知多ぶる/CHITA ble」を会席料理と一緒に味わうことのできるお披露目会も開催いたします。
文章だけでは「お気に入りのお酒が決められない!」という方は、ぜひお披露目会にご参加いただき、4種類の飲み比べをしてみてください。

「知多ぶる/CHITA ble」を造って、吞んで、知多を訪れて交流し、一緒に知多の元気を応援しましょう!

 


▼問い合わせ/中日メディアブレーン酒店
TEL 052-232-3500
E-mail sake-info@media-brain.co.jp
WEBサイト
https://media-brain.co.jp/jibunshu/

▼「知多ぶる/CHITA ble」ご注文フォーム
https://business.form-mailer.jp/lp/4ae10c23189000

▼「知多ぶる/CHITA ble お披露目会」お申込みフォーム
https://business.form-mailer.jp/lp/7c07613c193505

▼Facebookグループ「じぶん酒de知多up応援団」
https://www.facebook.com/groups/jibunshuouen

 


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