市場開放、花とハーブの香りに包まれて

中部圏最大級の総合花市場「愛知名港花き地方卸売市場」の市場開放が6月17日(土)に行われます。ワンコイン花詰め放題、模擬セリ体験など開放日限定のイベントが目白押しです。



普段は入れない市場を開放

愛知県は、昭和37年から現在まで日本一の花の産出額(平成25年度は約571億円)を誇り、全国シェアは約16.4%(出典:生産農業所得統計)です。そんな「花王国」愛知の中でも、中心的な拠点となっている市場が港区にある「愛知名港花き地方卸売市場」です。

市場開放イベントは、鮮度の高い切り花や鉢植えをおトクに買うことができたり、季節の花の展示を見ることができたり、フラワーアレンジメントづくり等ができるとあって、毎回多くの人が集まる大人気行事。今回で11回目の開催、花好きの方にとってはお馴染みのイベントになっています。

 


「模擬セリ」は参加自由

イベントの目玉の一つが「セリ」のデモンストレーションです。大きな声をかけながら独特の手の形で指し値を付けて入札する手ぜりのスタイル。セリ落とした商品は実際に購入します。

お値打ちにセリ落とすことができるかも?! 今回はハーブなど香りのいいものを含めて約50品が出品される予定で、開催時間中はいつでも飛び入り参加OKでとのこと。セリは14:40~15:30(終了時間は変更の場合あり)まで、施設2階で行われます。

ことし2月開催時の様子

 

 

テーマ展示、今回は「香り」

過去に行われたユリの展示

開放日には、テーマを設定した展示も行われます。今回は「香り」。ユリやバラなど香り豊かな花、ハーブなど約100種を展示予定。日常生活を潤し、癒す、植物のさまざまな香りを楽しめます。良い香りの植物が登場予定で、新しい発見があるかも。

 


大特価の鉢植え、園芸資材販売

多くの人のお目当てはこれといっても過言ではないほどの人気。お気に入りを探し求める人で毎回大混雑です。500円の切り花詰め放題は、バラやカーネーションといった彩りのある花や初夏の花など、種類が豊富です。

また、この日はハーブの寄せ植えワークショップも行われますが、「満員御礼で受付を終了しました」とのこと。

施設に入った瞬間に花の香りと人の多さに圧倒される市場開放イベント。花好きな方、お近くにお住まいの方はぜひ出かけてみて。

 


《開催情報》

日時/6月17日(土)13:00~16:00

会場/港区船見町34-10(名古屋高速4号東海線「船見」IC横)

入場無料、駐車場あり

※花や資材の販売はなくなり次第終了